こんにちは、コウです。
お子様の寝具や日用品って、成長に合わせて買い替えないといけないものですよね。
その中でもベッドやマットレスは、一度買ったらなるべく長く使いたいものです。
時期を見極めて、「成長の妨げにならないマットレスを選んであげたい」と思いますよね。
成長を妨げるマットレスで眠ると、
- 寝姿勢が歪み、それが骨の歪みにつながる
- 寝返りがしずらいと、安眠を妨げる
- 安眠が出来ないと、脳の発達に悪影響を及ぼす
など大切な時期に悪影響を及ぼしてしまいます。
「色々なマットレスがあるけど、子供にはどんなマットレスが合うの?」
とお悩みだと思います。
今日はその中でも、よく目にする
- 高反発マットレス
- 低反発マットレス
について、子供にはどちらを選ぶべきなのかを解説していきたいと思います。
マットレスを正しく選ぶことができたら、お子様の睡眠の質が上がります。
そして、健やかに成長していくことが出来ます。
それは今後の長い人生に大きく影響していきますので、ぜひマットレスの理解を深めていただければと思います。
それでは、始めていきましょう。
目次
子供には高反発マットレスがおすすめ
高反発マットレス | 低反発マットレス | |
寝返りのしやすさ | ◎ | ✖︎ |
体圧を分散してくれる | ◎ | ○ |
通気性が良い | △ | ✖︎ |
上の表を見ていただくと、一目瞭然ですね。
子供には、高反発マットレスの方がおすすめです。
マットレス選びはとても重要なことです。
何故かというと、子供はしっかりと眠ることで
- 日中に経験したことや覚えたことを、頭の中で何度も再生し確認する
- 昨日までの知識と合わせて、知識を記憶として定着させていく
- 新しいことをひらめいたり、複雑な問題を解決する能力を養う
これらのことを繰り返して、脳を作り、守り、育てていきます。
子供時代の睡眠の質は、大人になってからも大きく影響します。
なので、寝返り・体圧分散・通気性を考慮した上で、子供に熟睡できる環境を整えてあげることが大切になってきます。
低反発マットレスをおすすめしない理由
- 寝返りがしにくい
- 体圧分散はしてくれるが密着部分がムレる
- 素材の通気性が良くない
低反発マットレスは、柔らかく体の圧力を分散させてくれる力はあるのですが、寝返りがしにくいのが難点です。
寝返りは、寝具の中の温度や湿度を調整してくれる効果があり、体の歪みを治してくれる、とても貴重な行為なのです。
もともと、低反発マットレスはNASAで宇宙飛行士の体にかかるGを軽減するために開発されたのが始まりです。
体圧分散マットレスの先駆けとして登場しましたが、柔らかすぎるため腰が深く沈み込んでしまい、一般的に使用するには「姿勢が悪くなる」「背骨のラインの歪み」の原因になってしまうという問題点があります。
これは成長期の子供にとっては、絶対に避けたいことですよね。
通気性を見ても、優れているとはいえません。
低反発マットレスは、「粘着性のポリウレタンフォーム」が使われています。
体に密着する素材なので、ムレやすく湿気がたまりやすくなります。
湿気がたまり不快感が増すと、眠りが浅くなってしまいます。
子供はよく汗をかくので、湿気がたまりやすいと「あせも」の原因になります。
高反発マットレスは、子供の睡眠に必要な条件が揃っている
では、高反発マットレスをおすすめする理由を詳しくみていきましょう。
- 正しい寝姿勢で眠れること
- 体圧を分散してくれること
- ハウスダストやアレルギーの心配がないこと
正しい姿勢で眠れること
正しい寝姿勢とは、立っているときと同じ姿勢で眠れることです。
柔らかすぎるマットレスは、腰が沈みこみ背骨が曲がってしまいます。
逆に硬すぎても、腰が突っ張り腰に負担がかかってしまいます。
子供は、骨が柔らかく未熟です。
成長期の大事な時期に、正しい寝姿勢で睡眠をとらせてあげることが大切です。
高反発マットレスの中にも、大人用のものだと硬く感じてしまうものもありますので、適度な反発力のあるものが良いですね。
体圧を分散してくれること
体圧を分散してくれるとは、体の圧力が腰などに一点に集中してしまうのではなく、頭から足先まで分散させてくれるということです。
成長期の子供のとって大切な成長ホルモンは、寝ている間に多く分泌され血流に乗って全身に運ばれます。
体圧が一点に集中していると、血行やリンパの流れが滞ってしまいます。
高反発マットレスは、この体圧分散能力に優れているタイプがたくさん販売されています。
ハウスダストやアレルギーの心配がないこと
最近は、アレルギーやハウスダストに反応しやすいお子様も多いですよね。
寝具は、湿気がこもりやすいのでダニやカビの原因になります。
寝具の素材によっては、ホコリなどのハウスダストが発生しやすいものもあります。
寝具のホコリの原因は、摩擦や乾燥で剥がれ落ちた繊維です。それが、糸ホコリとして外に出てきているのです。
ウレタン素材からホコリが発生するということはありません。
また、ウレタン素材は通気性が良くない傾向にあります。
ですが、最近は湿度調節機能に優れた高反発マットレスもありますので、湿気を放湿してくれるものを選ぶことをおすすめします。
https://twitter.com/tamama_mac/status/905340590082088960
快適な環境だと、お子様も眠りやすいのでしょうね。
高反発ウレタンはお手入れも簡単
子供は新陳代謝が良いので、よく寝汗をかきます。
幼児や小学生になってもおねしょをしてしまう子もいますよね。
マットレスが汚れた際に、お手入れが出来るものの方が良いですよね。
高反発のウレタン素材であれば、お手入れは簡単です。
お手入れの手順
- タオルを水で濡らし、硬くしぼる
- 濡れてしまった箇所にタオルを押し当てて、汚れをタオルに吸収させる
- 上記1,2の手順を繰り返し行う
- マットレスから匂いがなくなり、汚れが落ちたら乾燥させる
ウレタンマットレスは、基本的には水で濡らさない方が良いです。
そして、天日干しも厳禁です。
「汚れを流水で洗い流してから、風通しの良いところで乾燥させる」という方法もあります。
しかし、このやり方はマットレスが劣化しやすくなってしまいますので、応急処置といったところです。
※低反発マットレスだと、水でふくこともあまり出来ません。
低反発ウレタン素材は水に濡れると、「加水分解」という化学反応が起こり、脆くバラバラになってしまうからです。
より詳しく汚れを落とす方法をご紹介しています。
寝汗やおねしょなどの汚れが、マットレスに染み込むのを軽減してくれます。
子供のマットレスを選ぶときに気をつけた方が良いこと
- 成長段階を考慮して選ぶ
- 耐久性を考慮して選ぶ
成長段階を考慮して選ぶ
子供の成長は早いですよね。
マットレスを購入する際に、何歳まで使う予定かを考えておくと良いですね。
ジュニアサイズのマットレスを購入して、子供が成長したら買い替えるとなると、出費も多くなっていきますよね。
大人用のマットレスを購入して、小学生〜高校生まで約12年間使うという方もいます。
汚れ対策や日陰干しをしてお手入れをしていれば、長く使うことができます。
マットレスはサイズも値段も大きなものなので、計画的に購入した方が良いですね。
耐久性を考慮して選ぶ
子供はどんなものでも遊び道具にする天才ですよね。
マットレスの上で飛び跳ねる姿は、元気いっぱいで良いのですが、マットレスのダメージは大きいです。
高反発ウレタンは反発力に優れているので、へたりにくく出来ています。
が、マットレスの上で飛び跳ねると耐久性が落ちてしまいますので、なるべくやめさせた方が良いですね。
それでも子供は、はしゃいだり寝返りも多いですし、よく動きますよね。
何度も実験を繰り返し、その耐久性を実証しているメーカーも多いので、選ぶときにチェックしてみて下さい。
マットレスの耐久性やおすすめマットレスをご紹介しておりますので、参考にしてみて下さい。
まとめ
子供に合うマットレスは「高反発マットレス」か「低反発マットレス」どっちが良い?
ということで解説してきましたが、
結論は「高反発マットレス」の方が圧倒的におすすめでした。
子供の大事な成長期のサポートをしてくれる能力が、高反発マットレスには備わっていました。
低反発マットレスも、寝心地は柔らかくて気持ちが良いと思います。
ですが、大切なのは子供の将来を見据えて寝具を選んであげることです。
この記事が、お子様の健やかな成長の手助けになったらうれしいです。
こちらの記事も、ぜひ参考にしてみて下さい。
では、本日はここまでになります。
ありがとうございました。
私の腰痛が治った方法
当サイト運営者のコウです。
僕は15歳~23歳の8年間、ひどい腰痛に悩まされてきました。
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