こんにちは、コウです。
今回は、ウォーターベッドについて知りたい方や、ウォーターベッドの購入を検討されている方に向けてお話しをしていきたいと思います。
ウォーターベッドについて、どのようなイメージを持たれますか。
- なんだか気持ちよさそう
- スプリングマットレスよりも体によさそう
- 治療の一環で使われる医療用
などなど、様々なイメージがあるかと思います。
私の友人は腰痛で悩んでいたときに、治療の為ウォーターベッドでのマッサージを体験したことがあるそうです。その時はそのまま眠りそうなくらい心地よかったと話していました。
ただ、ウォーターベットをご自宅で使っている方を私はあまり聞いたことがありません。
なんだか一般用としては遠い存在にも感じる方もいらっしゃると思います。
そう考えると、本当に体に良いものなのかなとやや不安になりませんか。
特に、眠る環境というのはとても大切。
寝ている時というのは無意識の中ですから、自分で良い姿勢を保つことは不可能です。
そのため、体を支える寝具があるわけですが、
これが自分に合っていないと体を痛めたり、以前からお持ちの腰痛を更に悪化させる原因となる可能性があります。
では、ウォーターベッドは腰痛には良いのでしょうか。
その答えはYES。腰痛にとても良い環境が揃っていますよ。
しかし、オススメですかと聞かれると△。
あまり私がオススメできない理由として、注意点が多くあります。
皆さんには、注意点もよく見ていただいた上で、ウォーターベッドを検討していただきたいと思いますので、どうぞご覧ください。
目次
ウォーターベッドとは
ウォーターベッドとはその名の通りマットレスが「水」で作られているベッドの事。
その作りは、合成樹脂でできた袋の中に水が入っており、そのマットレスを支えるフレームがある。ここまでがウォーターベッドの特質上セットとなっています。
その特徴を一言で表すとすると「浮力」。
水に浮く力を利用して、人の体を支えてくれるベッドです。
このウォーターベッドは、アラブ人がヤギの皮袋の中に飲料水を入れて、その上で眠ったのがはじめてだと言われています。
「ヤギの皮袋」というのがいかにも昔の知恵という感じがしますよね。
個人的には、やや臭いがしそうで気になりますが…
さて、そこから1番初めに目をつけたのがイギリスの病院。
1873年に科学的に注目をしはじめます。
スプリングマットレスが登場したのが1920年ですので、それよりも少しだけ前から注目がされているものなのです。
その後、アメリカで改良が進められ、寝姿勢を水平に保つコイルがマットレス内前面に配置されていたり、マットレス表面を水平に保つ機能がついていたり今日の完成度の高いウォーターベッドとなりました。
ちなみに国内唯一の専門ブランドはdreambed社が作るWATER BEDだけとなっています
そのような頃から人は眠る大切さを感じていたんですね。
眠る時の腰に良い条件とは
そもそも腰痛とはどのようなことが原因で起こってしまうものなのでしょうか。
簡単に説明するとこのようになります。
腰痛
【長時間体の1カ所に体重がかかり続けてしまうことで起こる】
つまり腰に体重が集中し筋肉が凝ってしまい、神経を圧迫する
→腰痛になる
アメリカの国立衛生研究所によると一生のうちで腰痛になる人はなんと全体の8割と言われています。
ほとんどの方が一生の中で経験する病気の一つなのですね。
しかし反対に、
誰もがかかってしまう病気であるからこそ普段から予防することが大切だとも言えます。
さて、先に述べたように睡眠時の私たちは無意識ですから、自分で自分の体をコントロールすることは難しいです。
では、マットレスの上に乗ったときにどのような状態であれば腰痛を予防できるのでしょうか。
- 【条件1】正しい寝姿勢であること
- 【条件2】正しい寝姿勢が取れるために体圧が分散されているかどうか
- 【条件3】寝返りが打ちやすいかどうか
【条件1】正しい寝姿勢であること
人の体にとって1番良い「正しい寝姿勢」は、立っている状態がそのまま横になっていること。
もっと詳しく言えば、「頭、背中、お尻、かかと」がマットレスについている状態のことを言います。このときに注意していただきたいのは、腰がそっていないかどうか。
あくまでも立っている真っ直ぐな状態がそのまま横になっていることです。
上の図を見ていただくと理解がしやすいかと思います。また、頭から足先まで一本の棒で串刺しになっていることをイメージされるとその状態が分かりやすくなるでしょう。
【条件2】正しい寝姿勢が取れるために体圧分散されているかどうか
体圧分散とは、寝ている時に体にかかる圧力(体圧)をどれだけ均等に体全体へ分散できるかどうかということです。
引用:睡眠環境化学研究所
人が眠ったときに、1番体重、すなわち圧力がかかるのは腰・腎部。
なんと体全体の44%にもなるので驚きですよね。
それが例えば、寝具が柔らかすぎて体重と共に凹んでしまったらいかがでしょうか。
筋肉は違和感のある姿勢で体を支えようとしますので、当然負担がかかります。
上の図にも書かれているよに体の100%を支えているのは「敷寝具」ですから、
敷寝具によって体を支えられて、体圧が分散されている状態が大切なのです。
【条件3】寝返りがスムーズにしやすいか
皆さんは、眠りの中で寝返りが最も大切なことをご存知でしょうか。
寝返りにはこのようなメリットがあります。
- 脳や体をきちんと休めるためのリズムを作る
良質な睡眠は浅い眠りのレム睡眠、深い眠りのノンレム睡眠が規則正しく繰りされることが重要です。寝返りが、この2つを切り替えるスイッチになっています。
- 血流をよくする
寝返りをすることで一定の方向に体の圧力がかかることを防ぎ、血流の悪さから起こる体の痺れや凝りから守ります。
- 体温を保つ
布団の中の温度や湿度を寝返りによって調節します。これにより、寝ている時の体温を保つことができます。
人は一晩で、平均20〜40回は寝返りを打っていると言われています。これは平均的な睡眠時間を7時間と考えると、1時間に3〜5回程度、15分に1回程度は寝返りをしていることになります。意外とこれは多い数字ですよね。
そして、この回数が多くても少なくてもだめです。
少なければ上記に書いた機能が十分に役目を果たせないですし、反対に多ければそれは「寝苦しくなっている」ということ。無駄な筋肉を使いますので、体は十分に休むことができません。ですので、適度な寝返りをスムーズに打てるような環境が大切なのです。
【メリット】ウォーターベッドが腰痛に良い理由
では、ここからウォーターベッドのメリットについてお話ししていきましょう。
ウォーターベッドの最大のメリットは「浮く力」で体を支えているということ。
「浮く力=浮力」がウォーターベッドの自慢そのものなのです。
ウォーターベッドが腰痛を緩和する「浮力」とは?
そもそも「浮力」とはどのような力のことをいうのでしょうか。
皆さんがプールへ遊びに行ったときのことを想像してみましょう。
「浮力」とは、体に対して上に働き浮かばせようとする力のことを言います。
例えば皆さんの体が水の上で横になった時。
仰向けで浮かんでいるときや、泳いでいる時は水面にプカプカと浮かびますよね。
また、縦になった時は浮かばずに底に足がついているか、深いプールでは沈まないように体を保ちます。
この違いは何かというと、水に対する「体が接している面積」が違います。
図の赤く下に働く矢印が「重力」、青く上に働く矢印が「浮力」です。
重力は体が縦でも横でも力の強さは変わりません。
しかし、浮力は体の面積が広いほど強く作用しているのが分かりますね。
このようにして、人の体は水の上でプカプカと浮くようになっているのです。
少し物理的な話しですが、ご理解いただけたでしょうか。
浮く力を利用して正しい寝姿勢を保つ
さて、この力を利用したのがウォーターベッドです。
更にこれだけではありません。
ウォーターベッドの水は袋の中に閉じ込められていますよね。
これは、マットレスとして使えるようにされているということももちろんありますが
閉じ込められた液体の一部に加えられた力は全体に均一に伝わるというパスカルの原理と呼ばれるものを利用しているのです。
まさにウォーターベッドのこと。そして、
まさに、前章で話した
眠る時の腰に良い条件【条件2】体圧分散のことではありませんか。
すごいですよね。
ここまで繋がると少し感動さえ覚えます。
人の研究や知恵というものの偉大さが改めてわかりますね。
体圧分散に優れているマットレスで眠ると正しい姿勢も保てますし、スムーズな寝返りも打ちやすいです。
しかしながら「体圧分散に優れている」は、
例えばスプリングマットレスでもよく言われていること。
良いマットレスの必ずと言っていいほどの条件となってきています。
では何が違うのかというと「体の支え方」が違います。
- スプリングマットレス(ベッド)
スプリングの力で形を変えたものを元に戻そうとする力(反発力)で体を支えている
体がマットレスに合わせている状態
- ウォーターベッド
浮力の力で体を支えている
マットレスが体に吸い付くように合わせている状態
この状態が腰にどのように影響を与えているかというと
横になったときに腰推の軟骨がどうしても圧迫され、軸がってしまうために圧迫されますが、ウォーターベッドなら腰椎が水平に保たれ圧迫を取り除いてくれます。
その他のメリット
ウォーターベッドは腰に良いだけではありません。このような点もメリットとして挙げることができます。
-
不要な寝返りがなくなるため深い睡眠を取ることができる
寝返りは3つの役割があり、一晩に20〜40回程度打つことをお話ししました。
また、この数以上に寝返りをすることは筋肉に負担をかけますので、良くないことにも触れましたね。
しかしながら、一般的に無駄な寝返りや、手足を動かすなどの不要な動きを含めて私たちは多い時で80回も動いているそうです。
無意識でそれほど動いているなんて、なんだか取り憑かれているみたいで恐ろしい。
この原因は、ほとんどが合わない寝具を使っているための体のしびれによるもの。
私たちが正座をしたときに足が痺れるのと同じように、体の一部が圧迫されるのです。
そこでウォーターベッド。浮かんで寝ることで睡眠時のしびれ発生を最小限の1/6に。
なんと16回まで抑えることができるのです。
そのため、先に述べたような不要な寝返りや動きをさせないことがわかっています。
その結果、最初の3時間に約90%近く現れるノンレム睡眠(深い睡眠)をサポートし熟睡感が体験できます。
-
水を温める機能が付いている
水の温めにくく冷めにくいという性質を生かして、マットレスの下にヒーターを設置。
いつでもポカポカの環境の中で眠ることができます。
布団の中の温度は年中を通して30度前後が快適だという風に言われています。
エアコンや電気毛布などを使って冷え対策を行っている方も多くいらっしゃると思いますが、これは空気を温めるため乾燥を伴ってしまうのが難点。
対して、湯たんぽを使って温めている方。こちらは水を温めているために直接体に熱が伝わります。この湯たんぽがマットレス全体になると思ってください。
想像を絶する気持ちよさだとは思いませんか。
サーモスタッド機能となっておりますので、いつでも一定の温度を保つことができます。
-
寝心地が良い
まるでプールに浮いているような、お母さんのお腹の中にいた頃の
羊水に浮いていた感覚を思い出すような心地よさを体感できます。
副交感神経を刺激され、体はリラックス状態になります。
-
メンテナンス簡単
スプリングマットレスやウレタンマットレスなどは湿気と共にカビが発生しないように
通気をこまめによくする必要がありますが、
ウォーターベッドは内部に湿気が篭るということがなく心配がありません。
ただ、年1回中の水が腐らないよう防腐剤を入れることや、
水を温めることで発生する中の空気を抜く作業を行うだけです。
-
アフターフォローがしっかりしているところが多い
やはり、自分でするには扱いに戸惑うところがあるのも多いものですので、
買ってからのアフターフォローがしっかりとしています。
分かりやすくウォーターベッドの説明のある動画を見つけましたのでご覧ください。
動画をみると「本当に水が入ってるんだ!」と感動しますよ。
【デメリット】ウォーターベッドを検討する上で知っておきたい注意点
ここまではウォーターベッドが腰痛に良い理由をお話ししてきました。
腰や、皆さんの体へのメリットがたくさん合ったのではないかと思います。
ただ、少し不思議ではないでしょうか。
なぜここまでに良いものを、日本で一つのメーカーでしか扱っていないのでしょうか。
いいえ。15年ほど前にウォーターベッドが流行った頃、反対に様々なメーカーが参入しウォーターベッドを作っていた時代があったのです。
有名な靴メーカーの「アキレス」もウォーターベッドを作っていたほどでした。
ただ、ウォーターベッドは確かに身体には良いのですが、様々な面で使うお客様への負担が多くあるために徐々に影を潜めてしまったのだとか…
ここが、私がオススメが出来ない理由。以下にデメリットを挙げました。
- 価格が高い
- 重量がとんでもなく重い
- 簡単に部屋の模様替えや引越しで運び出すことが難しい
- 維持にお金が随時かかる
- 故障した時のリスクが大きい
価格が高い
とにかく価格が高いです。
デザインによって価格の振り幅はありますが、良いものを選ぶ、大きいサイズのものが欲しいとなるとお値段が張ることは覚悟した方が良いです。
- ウォーターベッドの価格表
ソフト | ハード | |
シングル | 170,000〜454,000円 | なし |
セミダブル | 250,500〜475,000円 | 189,800〜759,000円 |
クイーン | 329,000〜514,000円 | 269,000〜951,000円 |
※ウォーターベッドの「ソフト」「ハード」とは周りのフレームの種類のことをいいます。
(これについては後ほど詳しく書いています)
※ダブルの販売商品がマットレスのみだったため、クイーンで比較しています。
クイーンサイズの1番高いものではなんと100万近くにもなるのですね…
更に、有名なブランド「シモンズ」と「エアウィーヴ」と比較すると価格帯はどのように違うのかを表にしてみました。
- 3ブランドのシングルサイズの価格表
価格 | |
ウォーターベッド | 170,000〜454,000円 |
シモンズ | 176,000〜363,000円 |
エアウィーヴ | 101,200〜352,000円 |
いかがでしょうか。
シモンズとエアウィーヴの場合はマットレスのみ、ウォーターベッドはフレームも込みの値段ですので、さほど変わらないというのが比較結果でしょうか。
ただ反対を言えば、高いですがシモンズもエアウィーヴも有名なブランドですので、価格帯では同じくらい質の良いものということが言えます。
しかしながら、人によっては高くて買う以前の問題だという方もいらっしゃるかと思いますのでお求めのタイプと価格をよく確認した方が良いです。
重量がとんでもなく重い
一般のベッドの重さがマットレスと合わせて100kg以下であるのに対して
ウォーターベッドは1台200kgから重いものでは約800kgになることもあります。
重いと1トン近くはあるというのです。
1トンというとキリン1頭が家にいるのと同じです。大変です。
水を入れる作業は家に搬入してから専門の業者の方がされるという事。
ですので、搬入時の心配はありませんが、
問題はその家が1トンの重さに耐え切れる家なのかということです。
ですので、2階以上の部屋に置くとなると設計士や建築業者の人に前もって相談する必要性が出てきますし、場合によっては置けない可能性もあります。
簡単に部屋の模様替えや引越しで運び出すことが難しい
模様替えのしにくさは、重量の重さで述べた通り簡単に運ぶことが不可能。であるからです。
「だったら、水を抜けば簡単なのでは?」と思うかもしれません。
しかしながら、水を抜く作業もそう簡単に出来ないですし、業者に頼まれる方がほとんどです。
ですので、もし引越しをするときにはその都度専門の業者を呼ばなければいけないという手間があります。
賃貸の方にとっては特に難しい点ですね。
維持にお金が随時かかる
スプリングコイルマットレスなど、ウォーターベッドでないマットレスであれば
大抵が初期費用がかかるだけで後は基本的に故障をしない限りお金はかからないでしょう。もとより故障したら買い替えになりますよね。
ウォーターベッドの場合は常にお金がかかっています。
その理由は水を温めるヒーターをつけているからです。
その額月々で幅はありますが2000〜4000円。
年間にすると24000〜48000円ほどかかってくるのですからバカになりません。
「なら、夏場は暑いからヒーターを切っておけば良いのでは?」
はい。私も見たときはそのように考えていました。
夏場は特に布団をかけないくらいに暑がりなのでヒーターなんていらない、と。
しかし、この行為は×。以下の理由があります。
- 風邪をひいてしまう
夏場でもヒーターを切ってしまうと水は冷たくなります。
その冷たさが体に伝わってしまうので寝冷えをする可能性があるのです。
実際に「風邪をひきやすくなった」という口コミも多く見られました。
腰痛で息をするのもままならない状態なら、ウォーターベッドはお薦めです。完全に水に浮いている状態なので、痛みが軽減されます。
そこまでひどい状態でなければ、質の良いマット(安いマットは腰に悪い)で十分です。ただ、ウォーターベッドはカゼをひきやすいのですよね・・・・。ww
常になま温かいから・・・・・。
電気代もけっこうかかります。
我が家はクイーンサイズで月に4,000円位でした。私見ではありますが、低反発ベッドの方が私には向いています。これも人それぞれですが。
引用:Yahoo!知恵袋
- カビの原因になってしまう
公式ページには直接のカビの心配はないという風に書いてありましたが、
ヒーターの電源を切ると温度差で結露が発生し、それを放置することでカビになってしまう恐れがあるのです。
先に述べた中では、マットレス内でカビが発生する可能性はないということをお話ししましたが、今度はマットレス外が結露によってカビに冒される可能性があるのです。
もしシーツやパッドを敷いていたら余計にこもりますね。
また、水が腐るのを防止するための防腐剤を1年に1度入れなければいけないため、消耗品として費用が発生します。
防腐剤 1本2300円します
引用:WATER BED 専門店 家具の里
ウォーターベッドの寿命は7〜8年と言われていますから、
使用している間は約20000円ほど防腐剤だけでかかることになります。
故障した時のリスクが大きい
どのベッドも長く使っていれば、へたってしまう、スプリングが劣化しまうなどの故障はつきもの。同様にウォーターベッドも劣化してしまうと水が入っている袋(マットレス)が破損してしまったり、ヒーターが効かなくなるなどが起こります。
そして、当然ながらこの故障は使って1年であれ、5年であれ、起こるときは起こります。
特にマットレスが破損した場合、外に水が漏れ出さないようにするライナーと呼ばれるものがマットレスの下にあるので一応安心はできるそうですが、
一般的な故障よりもちょっとリスキーかな…と私は思ってしまいました。
そのまま寝続ける不安もありますし、となったら眠る場所を確保しないといけないですよね。
更に、故障を治すための専門の業者にもその都度お願いしないといけません。
ベッド一つで大騒ぎ。ちょっと考えただけでもこの点については不安になりますね。
このように、様々な面から考えて私はウォーターベッドをオススメしません。
デメリットをみると、一般的には使いづらい、維持しづらいものなのではないかな…と考えてしまいます。
ではその他の種類で腰痛に良いマットレスはどのようなものなのでしょうか。
こちらの記事では8年間腰痛に悩んだ私が本気でおすすめするマットレスを紹介しています。
他にもオススメ記事を貼っておきますので、参考にしてくださいね。
↓↓↓
ウォーターベッドの種類について紹介
ウォーターベットにはハードタイプとソフトタイプと言う2種類のタイプがあります。
ハードやソフトと聞くとマットの硬さに違いがあるのかと思いますよね。
ウォーターベッドは中のマットレスの材質は変わりません。(水なので)
ハードやソフトというのは、マットレスの周りを囲むフレームの材質のことを指しています。比較したものがこちらになります。
柔らかさ | 浮力 | 揺れと沈み込み | 重量 | 高さ | 価格 | |
ハードタイプ | 柔らかい | 強い | やや大きい | 重い | 低い | やや安い |
ソフトタイプ | やや硬い | 弱い | 小さい | 軽い | 高い | やや高い |
ハードタイプ
柔らかさ | 浮力 | 揺れと沈み込み | 重量 | 高さ | 価格 |
柔らかい | 強い | やや大きい | 重い | 低い | やや安い |
ハードタイプは水深が約22センチと深いマットレスをフレームで取り囲みしっかりと支えているため、体とマットの間に余計な空間が生まれることがほとんどありません。
そのため、最大限浮力の力、その気持ちよさを体感すすることができるのが良い点です。
つまり、ウォーターベッドといえばこれ!というのがこちらのタイプになります。
フレームの中にマットレスを入れ込む形(フレームで水の袋の形状を保っている状態)なので、少し高級感を感じますね。
ソフトタイプに比べて水量が多く、重量が重いのが難点です。
ソフトタイプとは
柔らかさ | 浮力 | 揺れと沈み込み | 重量 | 高さ | 価格 |
やや硬い | 弱い | 小さい | 軽い | 高い | やや高い |
ソフトタイプはマットレスを柔らかいウレタン素材で包み込むことで水の量を少なくし、全体の重さをハードタイプに比べて約3割以上軽くしています。
ウレタンで囲まれていることによって揺れは少ないですが、水深が浅いために浮力の力が弱くなってしまうのが難点。
普通のベッドと高さが同じように設計されているので、膝に負担をかけることなく横になることができます。
こちらのソフトタイプ、注意が必要です。
一見、ウレタンで囲まれている、軽い、普通のベッドと同じ高さになっている、揺れが少ないなどなど良いことばかりのように感じますね。
ただ、浮力に関して見てみるとどうでしょうか。
このソフトタイプは浮力の力が弱いのです。
先にも述べたように、ウォーターベッドの唯一であり1番の特徴が「浮力」ですよね。
その力が弱くなってしまうとなるとウォータベッドの意味はあるのでしょうか。
力が弱くなってしまうということは、
それほど腰への負担もハードタイプに比べてかかるということ。
もしかしたら、へたるように沈んでしまっている可能性もあります。
かえって腰痛を悪化させてしまいますね。
人それぞれのようです・・・・・
私はウォーターベッドはダメでした。
自然な形で沈むから良いといわれ、○○万円で購入・使用しました。
が・・・初日から翌朝で腰が痛くてダメでしたねぇ~。
(もちろんメーカーで調整・セッティング済)
同じように“低反発マット”もダメ。結局、高反発(早い話が堅い)マットが私には一番良いようです。
※ウォーターベッドは知人に譲ったんですが、その知人は良いって事で今でも使用しているようです。(知人も腰痛持ち)
引用:Yahoo!知恵袋
人それぞれ合う、合わないはありますので本当のところはどうかわかりませんが、
こちらの方は、もしかしたらソフトタイプをお選びになったのかもしれません。
ウォーターベッドをもしご購入されるのであれば、ハードタイプが良いでしょう。
アフターサービスについて
もしウォーターベッドを購入された際には、アフターサービスを必ず受けることになりますので、確認しておきましょう。
サービスの一覧についてはついてはこのようになっていました。
アフターサービス内容 | 基本料金 |
---|---|
引越し(解体・設置) | 35,000円 (税込:38,500円) |
部屋移動(解体・設置) | 35,000円 (税込:38,500円) |
水抜き解体 | 20,000円 (税込:22,000円) |
注水・セッティング | 20,000円 (税込:22,000円) |
水量調節 | 6,500円 (税込:7,150円) |
アフターケアパック (防腐剤注入+空気抜き+ベッド点検) |
6,500円 (税込:7,150円) |
やはりこれだけ見ても、専門の業者の方にしかできない対応があることがわかります。
しかし、だからこそ安心のサービスがあるというのは信頼できますね。
その信頼とは、以下に基づいているものです。
- 組み立てや水のプロフェッショナルが行う
通常のベッドとは異なり構造が複雑。また水を扱う特殊さがあるため、ウォーターベッドを熟知したスタッフが対応をしてくれます。
- 安心のサービスマークを取得
平成7年6月23日にベッド業界で初めて「サービスマーク」を取得しています。
これは安心して信頼ができそうですね。
- 品質を約束する保証書を発行
ウォーターベッド設置時には、徹底したチェックを行い、ウォーターベッド保証書が発行されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ウォーターベッドは「浮力」の力を使った腰には最強のアイテムです。
その理由はまとめると3つです。
- 浮く力を利用して正しい姿勢が取れること
- ウォーターベッドの構造が体圧を分散してくれること
- 不要な寝返りをスプリングマットレスの1/6軽減してくれること
ただ、腰にはとても良い反面、購入の際には注意しなければならない点も5つご紹介しました。
- 価格が高い
- 重量がとんでもなく重い
- 簡単に部屋の模様替えや引越しで運び出すことが難しい
- 維持にお金が随時かかる
- 故障した時のリスクが大きい
皆さんにかかる負担が大きいので、私はあまりオススメできません。
種類や、アフターサービスのことも含めご覧いただき、ご検討の参考にしていただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
私の腰痛が治った方法
当サイト運営者のコウです。
僕は15歳~23歳の8年間、ひどい腰痛に悩まされてきました。
しかし、23歳の時に腰痛に良いマットレスに変えてからは、
腰の状態がすこぶるよくなり、3年たった今では腰痛に悩まされることはなくなりました。
マットレスで100%腰痛が治るとは一概には言い切れません。
しかしマットレスが自分に合ってないと、腰痛を悪化させてしまうことは100%間違いないです。
人は、1日の三分の一の時間を睡眠に使います。
その三分の一の時間を、
自分に合わないマットレスで腰を痛めて過ごすのか?
腰痛改善に良いマットレスで治療しながら過ごすのか?
私は後者でした。
そして後者を選ぶことで腰痛を改善させました。
このサイトでは30種類以上マットレスの体験をしてきた私が、
マットレス会社に忖度せずに、自分の肌で感じたものや、徹底的に口コミを分析した情報を、つつみ隠さず話しています。
良いものは良い。ダメなものはダメ。事実のみを書いています。
そんな私が本気で厳選した腰痛に良いマットレスをこの記事では紹介しています。
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