こんにちは、コウです。
今回は、お使いの敷布団がへたってきてしまって困っている人、敷布団とマットレスの買い替えに悩んでいる人に向けてお話ししていきたいと思います。
突然ですが、皆さんの敷布団、買った時よりも明らかに薄く弾力がなくなっていませんか。
これは俗に言う「へたっている」という状況。
何となく布団の見た目としても心許なさを感じますし、何より機能的にもへたりの進行が進むと大問題。
体の節々に痛みを感じてきたり、腰痛の原因にもなりかねません。
人の睡眠時間は1日に平均6〜7時間。
人生の1/3の時間を睡眠に費やしていると言われています。
すなわち人生の1/3の時間は寝具の上で過ごしているということですので
できればいつも快適な環境でありたいですよね。
また、せっかくの休息の時間。体に問題が出てしまったら本末転倒です。
しかし、元々は自分の体に合わせて買った敷布団。
場合によっては、すごくお値段のしたものを購入された方もいらっしゃいますよね。
できるだけ長く使う方法はないだろうか。
へたらずに使う方法はないだろうか。
そのように願うのは誰しも同じ考えであると思います。
ではへたらない布団は存在するのでしょうか。
へたってしまうけれどもへたりづらくする方法はあるのでしょうか。
皆さんのお悩みや疑問を解決するべく解説していきたいと思います。
では始めていきましょう。
目次
へたらない敷布団はない
残念ながら、へたらない敷布団というものはありません。
どんなに高価なものでも、どんなに大切に使っていてもへたっていきます。
身近にあるもので想像をしてみてください。
例えば台所のスポンジ。
新品の最初は色もスポンジの目自体もとても綺麗。
「前の100円ショップのスポンジよりも少し高いものを買ったし、今回は長持ちするかな?」
なんて思っていたら、100円のものよりも少し長くはなったけど、使っているうちにぺちゃんこに…
また、買ったばかりのフワフワのタオル。最初は使っていて気持ち良いけれど使っていくごとに、洗濯をしていくごとにゴワゴワしてくる。
敷布団も同じです。
日用品とは違って少し大きな買い物にはなるので、愛着を持つこともありますし長く使いたい。
しかし、へたってしまう、劣化してしまうということはある種当然のことであると言えますね。
敷布団のへたりが起きる理由
では、なぜ敷布団はへたってしまうのでしょうか。
それには以下のような原因があります。
- 体の重みにより中綿の繊維が絡まってしまう
- 湿気により中綿の繊維が絡まってしまう
- そもそも中の布団に使われている素材の密度が低い
敷布団の構造
順番に見ていく前に、敷布団がどのような構造になっているのかを知っておきましょう。
敷布団は外から側生地、中綿、中芯と呼ばれる順番に作られています。構造や使われているものをまとめると以下のようになります。
- 側生地…寝ている時に当たっている生地部分
- 中綿……綿や羊毛など自然素材が使われている
- 中芯……固い綿、ウレタンなど固いものから柔らかいものまで
この中芯が2重構造になっているものや無いものがある
へたりには、この中綿と呼ばれるものと体の重みや湿気が問題になってくるのです。
体の重みにより中綿の繊維が絡まってしまう
敷布団は毎日使うもの。
寝ている間の6〜7時間は体の圧力が布団にかかっています。
するとどうなるでしょうか。
中綿に使われている綿などの繊維がふかふかな状態から押し固められている状態に。
押し固められた繊維は、少しずつ繊維同士が絡まってしまい、それがへたりに繋がってくるのです。
湿気により中綿の繊維が絡まってしまう
布団は、常に湿気にさらされている状態だということをご存知でしょうか。
理由は2つあります。
1つ目は気候によるもの。
日本は外国に比べて高温多湿の気候だと言われています。
またそれが、それぞれの地域によって、その日によっても変わってきますよね。
湿気の多い日や寒い日は外気と布団の中の温度の差で水滴が布団の中にでき、
それが湿気につながります。
2つ目は体内から出る汗によるもの。
人は寝ている間にコップ1杯分汗(約200ml)をかくと言われています。
布団の中は汗による湿気がこもりやすい状態になるのです。
それをしっかり乾かさずに放置をする。
その繰り返しでだんだん中綿の繊維が絡まっていってしまい、へたりに繋がってしまうということになるのです。
また、カビやダニの発生も湿気によるへたりの原因につながるので注意が必要です。
そもそも中の布団に使われている素材の密度が低い
例えばざっくりと編まれている洋服と、細かく編まれていて生地になっている洋服とではどちらの風通しが良いでしょうか。
また、どちらが強度が高いと言えるでしょうか。
これは想像に簡単。後者の方ですよね。
同じ材質のものを使っていたとしても、そのものの密度が低い場合は敷布団全体の強度が低く、反対に密度が高い場合は強度が高いです。
ですので、密度の低いものはへたりやすいと言えます。
また、密度が低い程安価となり、高いほど高価な布団になります。
素材別の特徴と使用寿命
敷布団に共通したへたる理由についてここまでお話しをしてきました。
しかし、気候などにへたりが左右されるように、布団には使われている素材がいろいろありますのでその特徴によってもへたりの違いが生まれます。
従来の敷布団の素材だった綿や羊毛のから、最近では機能性にも特化したまるでマットレスのような敷布団も登場しています。
布団それぞれの寝心地における特徴は非常に優れているものが多いですが、
へたりにくさとも考えるとオススメしたいのがウレタンの素材です。
それぞれの特徴と使用寿命から、順に細かくみていきましょう。
へたりにくさ | 使用寿命 | |
木綿(コットン) | ○ | 3〜7年 |
羊毛(ウール) | ○ | 3〜7年 |
らくだ(キャメル) | ◎ | 5〜10年 |
化学繊維(ポリエステル) | △ | 3〜5年 |
ウレタン | ◎ | 5〜10年 |
真綿(絹) | ○ | 5〜8年 |
木綿(コットン) 3〜7年
昔ながらの布団に良く使われていたのがこちらの木綿。
実家や、おじいちゃんおばあちゃんの家によくあるものというと
イメージしやすいかもしれませんね。
何と言っても吸湿性の高さが魅力ですが、
反面、放湿性に弱点がありジメジメとしてしまう傾向に。
湿気を溜め込みやすく、頻繁に日干しをしないとへたってきてしまいます。
羊毛(ウール) 3〜7年
羊毛というと、何をイメージされるでしょうか。
触られたことがある方は、ゴワゴワとしたような
肌に引っかかるような感じを受けた方もいるかと思います。
羊毛の最大の特徴はその引っかかり。
毛にスケールと呼ばれるうろこがあるためにそのように感じるのです。
このうろこが保温性、吸湿発散性、弾力性に優れている理由なのですが、へたりの原因にもなってしまいます。
使い続けると、スケール同士が絡まり、体の圧力で固められてフェルトのようになってしまうのです。
使いようによっては7年程もつものの、クッション性に乏しい一面があり、
マットレスとの併用など単体ではあまり使われないため、あまりオススメはしません。
らくだ(キャメル)5〜10年
らくだといえば、暑い砂漠のイメージ。
しかし、夜の砂漠はとても寒いということをご存知でしょうか。
らくだはその寒暖差のある環境で生きるために
羊毛の2倍もの吸湿性と放湿性のある毛を発達させて生きています。
そのため、手触りもさらっとしていて寝心地がとても良いです。
また、羊毛にはない復原力のあるクッション性でへたりにくいので、10年近くはもつ優れもの。
ただ、毛が細いために布団自体が薄くキャメル単体で布団を使えないのは羊毛と同じ欠点です。
驚くほど蒸れない、湿気ない、適度な硬さ、モンゴルの厳しい自然が作ったキャメル敷布団が超オススメです。今年の夏は寝苦しそうなので是非トライしてみてください。ちょっと高いけど><
— Ponchiro (@pontachiro) May 18, 2011
評判を見ても、「使ってみたい」「温かくてオススメ」という意見が多数あるキャメルの敷布団。
何かと併用ではなく、単体で使えるものがあると更に良いなあと感じます。
化学繊維(ポリエステル)3〜5年
ポリエステルの布団は低価格で軽いことがメリットに挙げられますが、
吸湿性が悪く湿気がこもりやすいデメリットがあります。
更に吸い込んだ布団が冷えてしまうという難点も。
耐久性にも乏しいためへたりの観点においてもオススメは出来ないです。
ウレタン 5〜10年
実はキッチン用品のスポンジと構造的には同じウレタン。
食器用洗剤をつけて、ギュッギュとしたときに跳ね返る感覚を想像してみてください。
手の中で一度は潰れますが、また復元する力がありますよね。
スポンジよりも密度もギュッとして素材の密度を高めて作られたのがウレタンの布団。
寝心地を重視した結果、通気性の悪さがデメリットです。
その分、寝ている時の体圧を分散させる力(体圧分散性)が高く、体を支えてくれます。
へたりやすくなるウレタンの原因の一つがカビ。
カビは湿気、温度、栄養源の3つが揃うことにより発生しやすくなるので
内部には湿気を通しにくい反面、敷布団の底面が危険。
ですので、カビ対策を十分に気をつけて行うことによって、使用寿命を十分に伸ばすことができます。
真綿(絹)5〜8年
絹(シルク)の元の素材である真綿。
柔らかさと保湿性放湿性の高さが魅力で、放出力は木綿や羊毛の1.5倍あります。
その反面、耐久性には少し不安のある素材。
また、非常に高価であるため、打ち直しを受け付ける業者が少ないというのもデメリット。
ですので、お手入れを怠ってしまうとすぐにへたりが発生してしまう恐れがあります。
空気を含みやすいので手入れは陰干しで十分です。
こまめに行うようにすると良いでしょう。
へたりづらさだけでみていくと、羊毛、キャメル、ウレタンが良いことがわかりました。
ただ、羊毛キャメルには耐久性には優れているものの、次にお話しする体圧を分散させる力というものがありません。
なぜへたると良くないのか
- 体を支えられなくなる
- 寝返りが打ちづらくなる
- 保温ができなくなり、寝冷えが起きる
- カビが生えやすくなる
体を支えられなくなる
寝具は何のためにあるのでしょうか。
その答えは「人の寝ている時の姿勢を保つこと」です。
人の体はまっすぐに立っている時、背骨S字を描いていますが、横になっている状態でもこれに近い姿勢を保つことが、睡眠時に身体に掛かる負担を減らす重要なポイントです。
では寝具でなくとも、姿勢だけでいえば床や畳の上でも十分なのでは。と思われるかもしれません。
しかし、人は体の部位によってかかる圧力が違います。
画像を見ていただくとわかる通り、胸や背中は33%、腰や尻に至っては44%もの圧力がかかっているということになります。
昼寝など短時間でしたらさほど影響はないものの、常に床や畳の上に眠ると考えるとどうでしょうか。痛くて眠るどころではありませんよね。
敷布団を使うことは私たちには必要不可欠と言えます。
そして、この圧力が毎日眠る敷布団にもかかってくるのです。
そうなると、当然ながら毎回圧力がかかりその部分からどんどんへたっていきます。
へたってしまうと、寝ている時に最適な姿勢を保つことが難しくなりますので、結果として体を支えられない寝具になってしまうのです。
また、この圧力を体全体に分散させる力のことを体圧分散性と言います。
正しい体の姿勢を保持するのと同時に、体に負担をかけない寝る環境にはこの体圧分散性に優れた素材を選ぶことが大切です。
寝返りが打ちづらくなる
皆さんは、眠りの中で寝返りが最も大切なことをご存知でしょうか。
寝返りにはこのようなメリットがあります。
- 脳や体をきちんと休めるためのリズムを作る
良質な睡眠は浅い眠りのレム睡眠、深い眠りのノンレム睡眠が規則正しく繰りされることが重要です。寝返りが、この2つを切り替えるスイッチになっています。
- 血流をよくする
寝返りをすることで一定の方向に体の圧力がかかることを防ぎ、血流の悪さから起こる体の痺れや凝りから守ります。
- 体温を保つ
布団の中の温度や湿度を寝返りによって調節します。これにより、寝ている時の体温を保つことができます。
人は一晩で、平均20〜40回は寝返りを打っていると言われています。これは平均的な睡眠時間を7時間と考えると、1時間に3〜5回程度、15分に1回程度は寝返りをしていることになります。意外とこれは多い数字ですよね。
人は寝返りを通して体にとって良い状態を保っているわけですが、敷布団がへたってしまうことでしづらくなってしまうのです。
寝返りは、多くても少なくても体にとっては良いものとは言えません。適切な回数の寝返りを日々実現するために、へたりのない寝具は大切です。
保温ができなくなり、寝冷えが起きる
人が睡眠に入っていく時、少しずつ体温が下がっていきます。
そのままの冷えた状態で寝てしまい、朝起きたら
「何だか朝起きたら風邪っぽいな・・・」
「お腹が痛い、冷えたかも・・・」
となったことがある方。
この症状、寝冷えから来るものかもしれません。
うーん…寝冷えかな..肩こりそして頭痛w
肩風邪ともいうなぁ…— bousyu@悠乃 (@bousyu7) May 24, 2019
こちらの方は肩こりを感じているようです。
寝冷えから肩こりの原因にもなるのです。
体から出た熱は上からも下からも放出されますので、掛け布団、敷布団両方の役割が大切。
しかし布団がへたってしまうと繊維の間で空気を逃さないようにする働きが薄れてしまうため、保温効果が落ちてしまうことに。
世の中では入浴の仕方、レッグウォーマーなどの対策商品など様々な方法が言われていますが、肝心な布団が冷えてしまう原因だとしたら困りますよね。
敷布団がへたらない方法
へたりを復活させる方法やへたりづらくする方法はあります。
順に見ていきましょう。
- 日干しする
- 布団乾燥機でよく乾かす
- 布団の上げ下ろしは毎日する
- 除湿シートやすのこを敷く
- クリーニングに出す
- 打ち直しをする
- 買い換える
日干しをする
敷布団を干すのに適した日は
- 天気の良い乾燥した日
- 時間は午前10時〜午後3時ごろ
湿気の少ない日や時間帯を選びましょう。
また、ポイントは4つあります。
- 日が当たるように両面を干す
前面に日が当たるように両面干します。
ただし素材によって日光が苦手なものもありますので、よく表示を確認しましょう。 - カバーやシーツで覆う
日光の紫外線から、布団の生地の痛みを防ぎます。 - 強く叩くのはNG
強く叩きすぎると詰め物を痛める恐れがありますので、表面のホコリを払う程度にしましょう。 - 長時間の布団干しはNG
ホコリが付着したり、ふとんの材質が変わってしまう恐れがあります。
また、あるところでは布団を丸一日干すことをオススメしているサイトがあります、オススメ出来ません。
上記のポイントからも分かるように布団を夜に干すと湿気をたくさん吸ってしまうため、やめましょう。反対にへたりを進行させてしまうからです。
おばあちゃん「布団を干すとふかふかになるでね、そんで夜寝るのが楽しみになるよ」
— あゆみ (@acn0123) March 18, 2020
天日干しをするとふかふかになった布団に皆さん幸せを感じているようですね。
寝具の快適さは、その日の楽しみにも繋がります。
布団乾燥機でよく乾かす
日干しと同じようにしっかりと布団内の湿気を乾燥させましょう。
布団の上げ下ろしは毎日する
畳や床に直接布団を敷いている場合には、基本的に毎日行いましょう。
上げ下ろしをすることで湿気によるカビやダニの発生を防止出来ます。
↓↓↓カビ対策の記事についてはこちらもご覧ください
除湿シートやすのこを敷く
湿度の高い梅雨の時期や、寒い季節は布団の内部と外気の温度差により、敷布団の底面が結露しやすいです。
放置をするとカビが生える原因にもなりますので、工夫が必要ですね。
すのこは出来た空洞によって通気性も良くなりますので、オススメです。
クリーニングに出す
ウレタンや樹脂の布団をお持ちの方の中には、ご家庭やコインランドリーでの洗濯を試みた方、普段から行っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、寝具って人の体の大きさ以上がありますから、干すだけでも大変なのに洗うのはかなり重労働になりますよね。
また、コインランドリーでは本当にその素材に合った洗い方、乾燥の仕方ができるかどうか自己流では保証がありません。
布団専門のクリーニング店はまさにその布団に合った洗濯、お手入れを施してくれます。
店舗によっても上下しますが、クリーニングにかかる費用はおよそ4500円〜8000円ほどになります。
お金はかかりますが、へたった敷布団には適切なお手入れをすることが、少しでも長く保つための近道です。
打ち直しをする
打ち直しとは?
布団の再生加工、リフォーム、お直しを専門の布団屋さんにお願いすることを指します。
木綿を布団にした場合「敷いて3年、掛けて5年」と古くから言われており、敷布団の場合は3年経つと打ち直しをすると良いと言われてきました。
現在は製品や技術の進歩で木綿や羊毛は7〜8年、羽毛布団に関しては10年ほどは大丈夫だと言われていますが、使い方によっては差があります。
また、腰痛など体に痛みがあり気になる方は、やはり3年ほどで打ち直した方が良いでしょう。
値段はどのくらい?
シングルの敷布団で10,000円からになります。
お願いする布団屋さんによっても違いますし、サイズや素材によって異なる場合がありますので、よく確認しましょう。
買い換える
どこからどう見てもへたりきってしまった、いわゆる「煎餅布団」になってしまった状態であれば、買い換えるのも一つの手段になります。
買い替えのタイミングとしては以下にあげられるような状態です。
- 買った時よりも膨らみが薄い
- 底つき感がある(腰や肩が間接的に床に触れている状態)
- 中央が凹んでいる
- 臭い(カビが原因)
- 敷布団の一部に塊がある(中綿がへたって硬くなり移動する)
打ち直しやクリーニングをすることでまだまだ使えるものもあるかもしれません。
敷布団の程度やその他の条件を加味して判断してみてくださいね。
マットレスはへたるのか
敷布団とマットレスの定義
最近では、まるでマットレスのような厚さや外見の敷布団も登場しており、その違いがよくわからないという方もいるかもしれません。
- 敷布団
床やベッドに敷いて睡眠時に用いるもの。
- マットレス
敷布団の下やベッドなどに用いる厚い敷物。
(goo辞書より引用)
これを見る限り、どちらも敷き布団としての役割があることに加えて
マットレスは敷布団の下にも敷くサポート的な役割もあるということがわかります。
そして、マットレスの方が厚い敷物であるということが言われていますね。
マットレスもへたる
残念ながら、マットレスもへたります。
敷布団のところでも書いた通り、体の重みやその他の原因での
劣化はある種当然のものであるからです。
手入れを施しても10年程の寿命だと言われていますし、
敷布団とマットレスのメリットデメリットは一長一短なところがあります。
メリット | デメリット | |
敷布団 | ・落ちる心配がない ・手軽にメンテナンスが出来る ・生活にメリハリが生まれる ・スプリングマットレスよりも安い ・好きな場所に敷いて眠れる ・お部屋を広く使える |
・スプリングマットレスよりも硬い ・上げ下げが大変 ・布団の収納スペースが必要 ・ホコリを吸い込みやすい ・通気性が悪いためメンテナンスが必要 |
マットレス | ・クッション性が良い ・ホコリを吸い込みにくい ・高さがあるため立ち上がりが楽 ・布団の上げ下げが不要 ・インテリアにもなる ・収納スペースを作れる |
・スペースをとってしまう ・出費が大きい ・ベッド下の掃除ができない ・マットレスの手入れがしにくい ・処分や引っ越し時の手間がある |
ですので、使う方のライフスタイルや、好みに合わせて選ぶ必要があります。
ただ、私は2つの理由からマットレスをオススメしたいです。
マットレスをオススメしたい理由2つ
マットレスの主に使われている素材はウレタンであるため
敷布団の素材の種類で述べたように、へたらないことだけを考えると
羊毛、キャメルをオススメしたいと思います。
しかし、いざ使うことを考えると結局2つとも下に敷くマットレスを必要とします。
対して、ウレタンはマットレスの中綿と同じような詰め物の役割や、
高反発マットレスではスプリングが使われておらず、材質そのものがウレタンとなっています。
もし皆さんが、へたりが原因で買い換えるとするならばどちらを選ぶでしょうか。
マットレスはベッド枠を用意しなければならないもの、必要としないもの
様々な種類がありますので、ご自身のライフスタイルや予算に合わせて選ぶことが出来るでしょう。
体圧分散性に優れているため
マットレスは医療目的で発売されているものもあるほど、眠る時の体のことを考えて作られています。
その中でも大切なのが体圧分散性。これに優れていることにより、
正しい寝姿勢と寝返りを作ることができますので、快適に眠ることに繋がります。
マットレスについて、より詳しい記事がありますので
ぜひこちらもご覧ください。
まとめ
今回の記事は、まとめるとこのように述べることができます。
- へたらない敷布団(マットレス)はない
- へたりにくくすることは出来る
- へたることと、機能を合わせて考えるとマットレスがオススメ
敷布団の素材には様々な種類があることもわかりました。
吸湿性や放湿性に優れ、耐久性があるものも多くありましたね。
しかしながら「なぜへたることがいけないのか」を考えると
- 体を支えられなくなる
- 寝返りが打ちづらくなる
- 保温ができなくなり、寝冷えが起きる
- カビが生えやすくなる
というように、私たちの体のために大切であるということがわかりました。
つまり、へたりにくさと寝ている時の姿勢を保持する力、体圧を分散させる力など
総合的に考えると、ウレタンを主に使っているマットレスが良いのです。
皆さんの快適な睡眠のお手伝いが少しでもできれば幸いです。
最後までありがとうございました。
私の腰痛が治った方法
当サイト運営者のコウです。
僕は15歳~23歳の8年間、ひどい腰痛に悩まされてきました。
しかし、23歳の時に腰痛に良いマットレスに変えてからは、
腰の状態がすこぶるよくなり、3年たった今では腰痛に悩まされることはなくなりました。
マットレスで100%腰痛が治るとは一概には言い切れません。
しかしマットレスが自分に合ってないと、腰痛を悪化させてしまうことは100%間違いないです。
人は、1日の三分の一の時間を睡眠に使います。
その三分の一の時間を、
自分に合わないマットレスで腰を痛めて過ごすのか?
腰痛改善に良いマットレスで治療しながら過ごすのか?
私は後者でした。
そして後者を選ぶことで腰痛を改善させました。
このサイトでは30種類以上マットレスの体験をしてきた私が、
マットレス会社に忖度せずに、自分の肌で感じたものや、徹底的に口コミを分析した情報を、つつみ隠さず話しています。
良いものは良い。ダメなものはダメ。事実のみを書いています。
そんな私が本気で厳選した腰痛に良いマットレスをこの記事では紹介しています。
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