こんにちは、コウです。
皆さん、マットレスや敷布団は、大体の方が上にシーツをかぶせて使っていますよね。
シーツは寝具を長く清潔に使っていくための、必須アイテムだと思います。
でもシーツって、使っているうちにだんだん毛玉が出来てきてしまいませんか?
毛玉がたくさん出来てくると、
- 肌触りが悪くなり、寝心地が悪くなる
- 不潔そうに見えて、衛生面が心配
- まだ使えるのに買い替えたくなる
などと、色々気になってストレスになってしまいますよね。
仕方なく買い替えるなどの無駄な出費をしない為にも、今回は毛玉になりにくい素材や毛玉を作りにくくする対処法をご紹介したいと思います。
できてしまった毛玉の取り方もご紹介しますので、参考にしていただけたら嬉しいです。
それでは、始めていきましょう。
目次
シーツに毛玉ができる原因

シーツに毛玉ができてしまう原因は摩擦にあります。
シーツの生地表面の繊維の先端が、摩擦によって毛羽立ち、毛羽が集まって絡まり合うことで生じます。
シーツに毛玉ができる流れの順番は、
- シーツの繊維が毛羽立ちはじめる
- 毛羽立った繊維同士が絡まり合う
- 絡まった繊維がかたまり毛玉になる
といった具合で毛玉ができてしまいます。
寝ている人の寝返りで、掛け布団や毛布、パジャマと摩擦が生じて毛玉ができます。また、洗濯時の摩擦によっても毛玉ができてしまいます。
https://twitter.com/dannatoissho/status/1293892563238154241
毛玉だらけのシーツがすごく気になる、買い替えたい
買いに行く体力がない— かおに@夏… (@yomogikaolu) August 9, 2020

毛玉を除去する方法

毛玉を見ると、ついむしり取りたくなってしまいますよね。しかし、このやり方では生地を痛めてしまいます。
生地を痛めずに、毛玉をきれいに取る方法をご紹介します。
- ハサミで切る
- T字カミソリを使う
- 電動毛玉取り器を使う
- 毛玉取りブラシを使う
ハサミで切る
毛玉を手でつかみ、生地を傷つけないようにハサミで切り取ります。この方法が一番、生地を傷つけなくてすみます。

T字カミソリを使う
T字カミソリを毛玉の下に入れ、力を入れずに軽くこすって切り落とします。刃が生地に触れないように、丁寧に行って下さい。
帰宅してシャワー浴びて配信見つつ、朝ツイートした悲しきシーツの毛玉をひたすらにカミソリでこそぎ取っていたら、晩ご飯食べるのを見事に忘れておりました。
— 餃子たべた (@gyouzatabetayo) August 12, 2020

電動毛玉取り器を使う
広い範囲に毛玉ができてしまって困っている人は、電動毛玉取り器を使うのがおすすめです。浮かせた毛玉部分に軽く当てるだけなので簡単に除去できます。あまり強く当てると、生地に穴が開くことがあるので気をつけて下さい。
シーツいっつも毛玉あって気になるたびに毛玉取り機で毛玉取ってるんだけどその内シーツがなくなりそう
— @ろみた (@romita112) August 6, 2020

毛玉取りブラシを使う
毛玉取りブラシは毛玉を取るだけでなく、毛玉になりかけている部分の繊維もきれいにすることができます。ポイントは、生地の目に沿ってブラッシングすること。お気に入りの洋服にも使うことができます。

毛玉ができやすい生地・できにくい生地

毛玉ができやすい生地・できにくい生地とは、どんなものがあるのでしょうか。
もちろん素材による違いはありますが、生地の織り方によっても差があるようです。
どんな特徴があるのか比較してみましょう。
毛玉ができやすい生地 | 毛玉ができにくい生地 | |
素材 | ポリエルテル、アクリル、レーヨン フランネル、フリース マイクロファイバー |
コットン、麻、絹、テンセ |
織り方 | 朱子織り | 平織り、綾織り |
繊維の長さ | 短繊維 | 長繊維 |
毛玉ができやすい生地
素材
毛玉は「繊維が弱い布」と「繊維が強い布」が擦れ合って、弱い方が強い方に絡めとられるような形になって生じます。なので、強い繊維である化学繊維を使っているシーツは毛玉ができやすくなります。
フランネルやフリースなど、肌触りや保温性を持たせるために起毛仕上げにしている素材は、もともと毛羽立っているため毛玉ができやすいです。フランネルは羊毛を毛羽立たせたものでしたが、現在は敷パッドの多くはコットンやポリエステルで作られています。
織り方
朱子織りは、繊維の交差点が少ないため繊維の先端が出やすく、摩擦に弱いため毛玉ができやすいです。肌触りはなめらかで、シワができにくいというメリットはあります。
繊維の長さ
短繊維は、短い繊維を撚り合わせているため糸の先端が多いので毛玉ができやすいです。糸の先端が摩擦によって表面に飛び出て毛羽立ち、絡み合うことで毛玉になります。天然繊維のほとんどは、この短繊維に当たります。
毛玉ができにくい生地
素材
強い繊維である化学繊維が使われていないシーツは、毛玉ができにくいです。天然素材であるコットンや麻も毛玉はできるのですが、なぜ化学繊維と比べて毛玉ができにくいと言われているかというと、繊維自体が弱いため毛玉が擦り切れて自然と脱落するからです。
織り方
平織りは、たて糸とよこ糸を一本ずつ交差させている最もベーシックな織り方です。繊維の先端が出にくいため、毛玉ができにくいです。しっかりとした生地ですが、肌触りが硬く感じたりシワができやすいという欠点もあります。綾織りは、平織りより毛玉はできやすく、強度も落ちますが柔らかい感触になります。
繊維の長さ
長繊維は、糸の先端が表面に出にくいので毛玉ができにくいです。ポリエステルなどの化学繊維は、人工的に繊維の長さをコントロールできるので長繊維も短繊維もあります。
- 毛玉になりにくい素材は、化学繊維より天然素材である
- 天然繊維でも、織り方によって毛玉の発生具合は変わってくる
- 化学繊維でも、長繊維で織られていると毛玉ができにくい

素材別・毛玉ができにくくするための対処法

実は「毛玉が絶対にできないシーツ」はありません。しかし、毛玉ができないように対処することで新調したばかりの、パリッとしてなめらかなシーツが長続きします。
素材ごとに、対処法をご紹介していきます。
- コットン
- 麻
- 絹
- テンセ
- ポリエステル
コットン
平織のコットンは、耐久性に優れていて毛玉はできにくくなっています。洗濯をするときは、裏返して洗濯ネットに入れて、手洗いコースで洗うとより毛玉ができにくくなります。
麻
はじめは毛羽立ちがあり、洗濯すると繊維クズが発生することがあります。ですが、何度か洗濯することで短い繊維が抜け、繊維クズが出なくなります。すると、毛玉もできにくくなります。
絹
絹はもともと長繊維なので、毛玉はできにくいです。ですが、水に大変弱いため洗濯はドライか手押し洗いをしましょう。絹は高級素材なので、繊細に扱うことが大切です。
テンセ
テンセは木材パルプを原料とした素材で、毛玉はできにくいです。テンセも水に弱い素材なので、洗濯は手洗いコースか手押し洗いをして下さい。脱水の時間は短めにし、日陰で干すようにして下さい。
ポリエステル
ポリエステルの中でも、長繊維で織られたタイプでしたら毛玉はできにくいので普通に洗濯をしても大丈夫です。コットンに風合いを似せて作られた、ポリエステル混紡タイプのものだと短繊維で毛の先端が出やすいので毛玉になりやすいです。洗濯ネットに入れた方が、毛羽立ちを防ぐことができます。

まとめ

シーツの毛玉は、素材によってだけでなく生地の織り方や繊維の長さまで関係しています。
なので、素材ばかり気にするのではなく他のポイントにも注目してシーツを選んでみて下さい。
- 化学繊維より天然素材のシーツの方が毛玉になりにくい
- 天然繊維でも、織り方によって毛玉の発生具合は変わってくる
- 化学繊維でも、長繊維で織られていると毛玉ができにくい
ローテーションして使うことの多いシーツですが、一日の睡眠は長い時間ですし、人は何回も寝返りを打ちます。そして、パジャマや布団などの生地との摩擦は避けられるものではありません。
お手入れ方法を、今までより丁寧にしてあげるなどの対処をすれば、シーツの肌触りが長持ちします。直接肌に触れるものですから、なるべく気分良く眠りにつきたいですよね。
消耗するものではありますが、次シーツを新調するときは素材や織り方にこだわってみてはいかかでしょうか。
本日はここまでになります。
ありがとうございました。
私の腰痛が治った方法
当サイト運営者のコウです。
僕は15歳~23歳の8年間、ひどい腰痛に悩まされてきました。
しかし、23歳の時に腰痛に良いマットレスに変えてからは、
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このサイトでは30種類以上マットレスの体験をしてきた私が、
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