こんにちは、コウです。
腰痛って仕事を休む理由になるの?と不安になってしまったり、会社に連絡しづらいという方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
- 朝起きたら、前触れもなく尋常でない腰の痛みが…
- コルセットをして出勤していたが、悪化してしまい動くのが辛い…..
と、仕事に行くのが困難な程の腰痛に襲われることってありますよね。
「とりあえず会社に電話しなきゃ…..」でも言いづらい。
腰痛で休むって言ったら、同僚に悪口を言われるのではないか、という不安が頭をよぎります。
しかも当日に言うのって、勇気がいりますよね。
- 日頃のケアがなってない
- 運動不足だからだ
- 腰痛くらいなら自分は仕事してた
これは実際、腰痛で悩む方が同僚の方達に言われてしまった言葉です。
(けっこう酷いことを言われて悩んでいる方、少なくありません…..。)
腰痛って軽視されがちなものなんですよね。
そして、こういう事を言ってしまう人は、腰痛になったことのない人達が案外多いです。
腰痛は、怪我とは違い見えない痛みです。
だからこそ、なぜ仕事を休んだ方がいいのか、と明確な理由を自分の中に持っていないと、自分にも罪悪感が生まれてしまいます。
でも、明確に理由を把握していれば、堂々と説明出来ますし、同僚に対しても臆する必要はないのです。
それでは、なぜ腰痛は仕事を休む理由になるのかを説明していきたいと思います。
腰痛は仕事を休む理由になる

まずはじめに、病院に行ったら医師に診断書を発行してもらえます。
診断書は、かかりつけの医師が「この患者さんは休職が必要だ」と判断したときに発行してもらえるものです。
そう医師が判断しているのですから、職場の人も納得してくれる筈です。
ただ、診断書の発行には料金が発生します。
大体2千円〜1万円くらいの費用がかかります。そして、手元に届くまでに2週間程かかりますので、診断書を発行している最中だということを、先に伝えておく方が良いかもしれません。
では、仕事を休める理由を4つ、説明させて頂きます。
- 治りが遅くなるから
- 腰に良くない姿勢や動作が必要になるから
- 慢性化してしまうから
- 生産性が下がるから
治りが遅くなるから
痛み止めを飲んだり、注射を打ったりして、無理して仕事に行くと余計に治りが遅くなってしまいます。
それは、痛みに蓋をして見て見ぬふりをしているだけです。
慢性化してしまったら、自然には元に戻れなくなってしまいます。
以後も悩まされ続け、いつまた腰痛になるかという悩みや恐怖を抱え続けることになったら嫌ですよね。
こうなってしまうと厄介です。
腰に良くない姿勢や動作が必要になるから
仕事だと、何か頼まれものをしたら断りにくいですよね。
真面目な人程、「大丈夫」と言ってしまうのではないでしょうか。
つい無理をしてしまい、悪化するという事態を避けるためにも、家で休んで回復をはかりましょう。
慢性化してしまうから
慢性化してしまうと、急性よりも大変です。
急性腰痛が治りきらなかったものが、慢性腰痛となり長期間にわたり苦しむことになります。
普段から、重い物を持つのが怖い・腰を反らせられない・体を伸ばせない、などのストレスと隣り合わせの毎日を送らなければなりません。
生産性が下がる
近年の研究により、
「プレゼンティーイズム」(出勤はしているが、体の不調などのせいで仕事がはかどらないこと)によるコストが、
「アブセンティーイズム」(欠勤、病欠)や医療費・薬剤費によるコスト以上に大きいことが分かってきました。
いつもなら2時間で終わる仕事が、4時間かかったら会社は倍の賃金を払うことになり、仕事はどんどん押していきます。
どのくらいの経済損失があるかというと、年間3兆円です。(東京大学と日本臓器大学の試算)
すごい額ですね…..。
ちなみに、肩こりも年間3兆円の損失があるそうです。
日本人は真面目な方が多いので、皆さん我慢が当たり前という風潮になっているのでしょうか。

家でするべき対処法

では、勇気を出して会社を休んだ後は、家でどのようにすれば早期回復に向かえるのでしょうか。
- 急性腰痛の対処法
- 慢性腰痛の対処法
急性腰痛の対処法は
とにかく ・重い物を持つ・素早い動き この2つはNGです!
自分の体を支えるだけで、腰には負担がかかっています。
軽い物でも、なるべく持たないようにしましょう。
冷やすか温めるかは、ご自身の楽な方を選んでもらうのが良いです。
そして、一番楽な体勢でゆっくり深呼吸をしましょう。
起き上がれたら、正座をしてみて、またゆっくり深呼吸をしてみて下さい。
少しずつ楽になってくると思います。
動き始めは、「ゆっくりゆっくり」と自分に言い聞かせましょう。日常生活の動作をゆっくり行うことです。
そして慣れてきたら、直立に近い姿勢を目指し、こまめに体を動かしていきましょう。
寝るときは、仰向けやうつ伏せが辛かったら、痛い方を上にして抱き枕を抱いて寝るのがおすすめです。
私も腰が痛い時に、横を向いて足を曲げて腰を伸ばすような体勢で眠ったら楽でした。
慢性腰痛の対処法は
慢性腰痛は、未だ全てが解明されているわけではありません。
もしかしたら病気が隠されているかもしれないので、しっかり自分の体と向き合って下さいね。
まず、正しい姿勢で生活することを心がけましょう。
ポイントは、「頭のてっぺんが糸でつられている」と意識することです。
夏場のクーラーによる冷えなどには注意して下さい。
血行が悪くなり、腰痛を引き起こしてしまいます。
柔らかすぎるマットレスも、腰痛には良くないです。
適度な反発力があり、体圧を分散させてくれるマットレスを選びましょう。
運動は、痛みの範囲内で行っていきましょう。
一番身近で効果がある運動は、ずばり歩行です。歩行は基礎運動の複合体です。
無理をしない程度で歩いてみましょう。
慢性腰痛は、生活習慣の見直しで少しずつ改善していきましょう。
腰痛の痛みが意味すること

腰痛になることで、体はどんな信号を出しているのでしょうか?
ここでは、3つ程紹介していきます。
- 同じ動きを繰り返している
- 心理的なストレスや疲労が溜まっている
- 骨や筋肉の障害、病気の可能性がある
同じ動きを繰り返している
長時間同じ姿勢でデスクワークをしていたり、同じ作業の繰り返しは腰に負担がかかります。
椅子に座る姿勢が続く方は、なるべく腰が直角になるように深く座るようにしましょう。
立ち仕事の方は、背筋を伸ばしてかかとから地面に着くように意識しましょう。
女性の方で普段ヒールを履かれる方は、腰への負担が大きいので、なるべくかかとが低い靴を履くようにした方が良いですね。
心理的なストレスや疲労が溜まっている
ストレスや悩みが脳に伝わり、その反応が体に表れます。
腰痛の為に休む、というよりも「心や疲労を回復する為に休む」という認識でリフレッシュをするのも大切です。
骨や筋肉の障害、病気の可能性がある
病気などからくる腰痛には注意が必要です。
腫瘍から来る痛み、脊椎の感染症だとしたら一刻も早い治療をした方が良いです。
尿結石や泌尿器の病気、子宮内膜症など婦人科の病気が見つかることもあるかもしれません。
単なる腰痛として片付けるのではなく、ご自身の体をしっかり見極めて下さいね。

まとめ

腰痛は、目に見えるものではありません。
なので、つい軽視されがちなものです。
自分でも先延ばしにして、庇い続けて我慢の限界まで頑張ってしまう方が多いと思います。
「職場の人に言いづらい」という悩みを抱える方はたくさんいらっしゃいます。
でも、腰痛は仕事を休む理由になります。
私は、腰痛にもっと寛容な社会になってほしいと思っています。
その為には、まず自分の意識を変えて、ご自身の体と向き合ってみましょう。
きっと、他の人が同じ様な状況になった時に、気持ちを分かってあげられる筈です。
一人一人の意識が、社会の風潮を変えていくと信じています。
「腰痛になったら、有給を取ってもいいよ。」と言ってもらえるくらいの社会になると良いですよね。
みんなで意識を変えて協力し合って、しっかり治してから仕事に戻ろう、という雰囲気を作っていきましょう。
では、本日はここまでになります。
ありがとうございました。
私の腰痛が治った方法
当サイト運営者のコウです。
僕は15歳~23歳の8年間、ひどい腰痛に悩まされてきました。
しかし、23歳の時に腰痛に良いマットレスに変えてからは、
腰の状態がすこぶるよくなり、3年たった今では腰痛に悩まされることはなくなりました。
マットレスで100%腰痛が治るとは一概には言い切れません。
しかしマットレスが自分に合ってないと、腰痛を悪化させてしまうことは100%間違いないです。
人は、1日の三分の一の時間を睡眠に使います。
その三分の一の時間を、
自分に合わないマットレスで腰を痛めて過ごすのか?
腰痛改善に良いマットレスで治療しながら過ごすのか?
私は後者でした。
そして後者を選ぶことで腰痛を改善させました。
このサイトでは30種類以上マットレスの体験をしてきた私が、
マットレス会社に忖度せずに、自分の肌で感じたものや、徹底的に口コミを分析した情報を、つつみ隠さず話しています。
良いものは良い。ダメなものはダメ。事実のみを書いています。
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